あいでぃアソート

芥子田ミズの雑記ブログ‐アニソン・ダイエット・職業体験記‐

声優...ちょっとなってみたいかもって人へ「自宅」で簡単にできるボイストレーニングを教えます!

おはようございます!
声優に憧れ早10年。芥子田ミズです。

さて今回は、
「声優にちょっと興味があるけど...いきなり養成所に入るのは不安だな」
「今は無理だけど、お金貯めたら養成所に通いたい」
と考えている声優の卵たちへ。

「自宅」で「今からでも簡単に」できる声のトレーニングを教えます!

ちなみに私は、某有名声優養成所に通っていた経験がありますので、
その時に学んだことや、自分でやってみて効果があったものをピックアップしました。

少しでも声優やナレーターに興味をもったあなたの参考になれば嬉しいです。

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1.役者は体が資本!「ストレッチ・体力づくり」

声優といっても大きく分けると「役者」ですから、
声の演技とはいえ、動いたり長時間立っていたりすることもあるので結構体力勝負です。
ランニングなどで基礎体力はつけておきましょう。

ただ、今回のテーマは「自宅」でできるトレーニングなので割愛しますね。
それではここからが本題です。 

柔軟・ストレッチ

身体を柔らかくすると、柔軟に声が出せるようになると言われています。
特に長時間スマホやPCを見ているそこのあなた!
肩が凝ってたり背筋が曲がっているのは声出しに悪影響ですよ。よくほぐしたり伸ばしたりしましょう。

柔軟は本来、お風呂上りがベストなのでしょうが、
タイミングは声出しのトレーニング前でいいのかなと思います。

 

体幹を鍛えよう

声を届けたい人に、真っすぐあなたの声を届けるためには「姿勢」がとっても大事です。
身体という土台がしっかりしていないと、思い描いた方向に声が飛んでいかないんですね。

ですので「片足立ち」をしましょう。
...いま簡単すぎると思いましたよね。では実際やってみてください。
そうですね。最初は片足2分ずつくらいでいいでしょう。

普段やっていないとわりと大変だと思いますよ。
これは、人は通常時にどちらかの足に重心を傾けて立っているからです。

 辛い場合は最初は1分でも、だんだん伸ばしていけば大丈夫!

 

2.息を吸うのにもコツがある!「呼吸法をマスター」

鼻から吸って口で吐く

口で呼吸するよりも鼻で呼吸するほうがメリットがあると言われています。
一例としては「免疫力・判断力の向上」「湿度を含んだ空気を取り込める」など。

発声に関しても、「より多くの空気が吸える」というメリットがあるので
意識せずともこの呼吸の仕方ができるようにしましょう。

 

肩肘を張らずにリラックス

身体に力が入っていると、のびやかで大きな声は出せません。
息を吸うときは、肩を少し下げるようなイメージにすると良いです。

 

腹式呼吸

良い声を出すときに一番大事なのが「腹式呼吸」です。
大きな声を出そうとするときに、つい喉を強く使ってしまうのはNG
喉を傷めてしまいかねません。

息を吸うときは下腹のあたりを意識して、上から下へ
「空気を送り込む・ため込むようなイメージ」です。

そして息を吐くときは細く長く、
「もう吐ききれない!体に空気無い!!」ってなるまで吐ききりましょう。

そこまでの状態になればまたたくさんの空気を取り込めるようになりますよ。 

 

3.活舌を良くするためには超重要!「表情筋・舌を鍛えよう」

リップロールとタングトリル

・リップロール
唇を「ぶるるるる...!」と震わせることです。
・タングトリル
舌を「とぅるるる...!」と震わせることです。

どちらも各部位のリラックス効果や、息の使いかたの練習になりますよ。

 

舌の運動・ストレッチ

舌を柔軟に動かせるようになることも、活舌を良くするために大切なことです。
前方に思いきりつき出したり引っ込めたり、回したり普段しないような動きもしてみましょう。
あまり無理して舌の付け根を痛めないように。

 

表情筋は鏡の前でシミュレーション

声優は表情こそ画面には映りませんが、声にも「表情」の影響は出ます。
大抵どこの養成所でも舞台やエチュードの練習をするのはそういう意味も含まれていると聞きました。

そのため家で練習するなら、鏡の前で「喜怒哀楽」を表現したり、
本や漫画などにいる人の顔真似をしてみると幅が広がりますよ! 

 

4.一人でも家の中でできる「声優・ちょい実践編」

早口言葉

やはり声優の基礎練習といえばこれでしょう。
とにかく「早く」「正確に」「はっきりと」です!

普通の早口言葉に慣れてきたら、母音に置き換えて発声してみるのもおススメですね。
例)
「となりのきゃくは よくかきくうきゃくだ」
→「おあいおあうあ おうあいううあうあ」

こんな感じで、ぜんぶア行に直すことです。顎を動かす練習になりますよ。

 

小説の朗読

家にある小説や、あるいは漫画・ラノベを朗読してみるのも良いのではないでしょうか。
導入やト書きはナレーション、そしてセリフ部分はそれぞれの登場人物になりきって読むんです。

アニメにアテレコするようなイメージに近いかもしれません。

 

歌を聴きながらイメージを膨らます。

これは親や同居人に見られたら恥ずかしくて死んでしまいますので注意してね。
方法は、イヤホンで音楽を聴きながら、シンクロするように呼吸や身体の動きをつけていく(ダンス的な)
そんなトレーニングです。

えー、いわばイメージトレーニングですね。例えば

自分がステージに立っている。
熱演・熱唱している。
観客が、会場が沸いている...!!

 こんな風にイメージを膨らませ、自らを奮いたたせましょう。

経験談ですが、これは非常に運動になります。本当ですよ...。
そしていつかそのステージが現実になる(かもしれません)

 

時間を計ってテキストを読む

ナレーター志望ならこれは必須ですね。
私はよく雑誌やチラシのちょっと長めの文章を、
「これを1分で読み切ろう」と制限時間を決めてストップウォッチで計っていました。

繰り返しながら時間の感覚をつかんでいって下さい。
ちなみに養成所時代、なかなかできなくて怒られてばかりでした。
なかなかコツをつかむまで難しいですよ。

 

 以上「自宅」で「今からでも簡単に」できる声のトレーニングをテーマにお送りしました。
私が今回上げたものは一例ですし、養成所に行けばもっと沢山のことが学べると思います。
(実際私がそうでした。あと同じ志の仲間と会えるのはでかいよ)

ただ、冒頭でも言ったとおり「いきなり養成所に入る」のはなかなか高いハードルだと思いますので、
まずはこの記事にあるような簡単なトレーニングから初めてみることをおススメします!

また、学生や社会人でも人前で話す機会も多々あると思います。
「発声」や「活舌」を良くするメリットは意外とありますし是非取り組んでみてはいかがでしょう!!

それではここまで読んでいただき、ありがとうございました。